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2012/11/27 (Tue) 03:11
桜田淳子 レコメンド・アイテム(歌の妖精)

ビデオが一般消費者の間に登場してから、早35年以上の歳月が流れ、LD・VHD・DVD・Blu-rayと媒体を変えながら、今やTV同様に家庭の必需品となっている訳ですが、音楽映像を収録したソフトが数多く生産され始めたのは、ビデオのハイファイ化、LD/VHDが登場した1980年代半ば頃でしょうか。

当初は洋楽ソフトがその多くを占め、日本歌謡界の貴重映像を収録したソフトは余り見かけませんでした。(百恵さんの引退コンサートくらいか)

桜田淳子さんの映像商品も、映画やドラマが少しあった程度で、歌唱映像のソフト化は(ゲスト出演した映画のワンシーンを除き)2000年代まで実現しなかったと思われまして、私の知る限りの初ソフト化は、渡辺プロダクションが創立40周年を記念して、2001年に発売した「歌の妖精」の第6巻だと思います。(残念ながら既に廃盤)

「TVプリンセス・メモリアル・ヒット・コレクション~歌の妖精」
  企画・製作・著作:渡辺音楽出版株式会社
  発売元:渡辺音楽出版株式会社
  製作協力:TBS/スポニチテレビニュース社/トーオン
  販売元:日本音楽教育センター(現:ユーキャン)

このソフト、当時普及しつつあったDVDでは無くVHSで発売されたのですが、7巻セットで35,000円!という高額、かつ通信販売限定だったためか、一般的には余り知られないまま絶版となった模様。

かく言う私も、その存在に気付いたのは3年前でして、調べてみたら、なんとまあ内容の濃いこと...

  第1巻・・・中尾ミエ、園まり、伊東ゆかり
  第2巻・・・奥村チヨ、黛ジュン、小川知子
  第3巻・・・辺見マリ、山本リンダ、ゴールデン・ハーフ、いしだあゆみ
  第4巻・・・小柳ルミ子、梓みちよ
  第5巻・・・アグネス・チャン、テレサ・テン、欧陽菲菲 
  第6巻・・・麻丘めぐみ、アン・ルイス、桜田淳子
  第7巻・・・天地真理、太田裕美、キャンディーズ

桜田淳子さんの映像は第6巻に収録。
何故、淳子ちゃんの映像が渡辺プロ製作のビデオに収録される事になったのか、その経緯は存じませんが(肖像権がクリアし易かったとか、ドリフとのご縁が深かったからでしょうか?)、良くやってくれましたという感謝の気持ちで一杯であります。

絶版となった現在でも、各オークションサイトで本商品を見かけますが、バラ売りされることも多く、人気が高い第6巻と第7巻は、10,000万円以内で落札できれば良い方。しかしながら、丹念に追っかけていれば、稀にお安く入手できることがある様です。
yousei010.jpg

さて、淳子ちゃんが収録された第6巻の内容ですが、最初から順番に説明しますと、

●麻丘めぐみ
  芽ばえ(プロモーションフィルム)
  女の子なんだもん(「8時だよ全員集合」1973年3月24日放送分)
  森を駆ける恋人たち(「8時だよ全員集合」1973年5月5日放送or1973年6月16日放送分)
  わたしの彼は左きき(出処不明、公開収録映像)
  ときめき(出処不明、公開収録映像)
●アンルイス
  グッバイマイラブ(出処不明、「ぎんざNOW!」?)
  フォーシーズン(「笑って!笑って!!60分」、放送日不明)
  女はそれを我慢できない(出処不明、スタジオ収録映像)
●桜田淳子
  わたしの青い鳥(ミニ番組「スターハイライト」の再編集映像)
  はじめての出来事(「8時だよ全員集合」1974年12月28日or1975年2月8日放送分)
  ひとり歩き(出処不明、公開収録映像?)
  十七の夏(出処不明、公開収録映像?)
  ゆれてる私(「笑って!笑って!!60分」、放送日不明)
  夏にご用心(「笑って!笑って!!60分」、放送日不明)
  ねえ!気がついてよ(「笑って!笑って!!60分」、放送日不明)

淳子ちゃんが一番収録曲が多いです。
一時期は動画サイトでも閲覧可能でしたので、もはやレア映像では無いかも知れませんが、大画面でもそれなりの画質で鑑賞できるのは大きい。(尤もVHSだし、リマスタリング等のされていない古い映像なので、大した画質では無いですが)
また、概ねフルコーラスの歌唱映像というところもポイントが高く、その部分に関して言えば、桜田淳子BOXに付属していたDVDよりも映像のチョイスがGOODでしょう。

2012/09/09の記事でも触れましたが、右端の「わたしの青い鳥」のニュース映像は大変貴重です。というか、繋いだ映像じゃなく、全部ちゃんと見せてくれ!
yousei001.jpg


一目で「8時だョ!全員集合」だと判る、左端の「はじめての出来事」は有名動画ですね。74年12月28日放送回、もしくは75年2月8日放送回のどちらかですが、髪型から前者と推測。
「ひとり歩き」と「十七の夏」は、どこかのホテルのステージで歌っている様に見えますが、一体何の番組なんでしょう?
yousei002.jpg


商品には出処が記載されてませんが、3曲とも「笑って!笑って!!60分」からの映像で間違いないと思います。放送日は良く判りません。
yousei003.jpg


いずれの淳子ちゃんも、後光が差して見える程に美しいですねえ...

写真は載せませんが、言うまでもなく麻丘めぐみさんの可愛さ、歌の良さも堪能できますし、初期アン・ルイスさん(2曲目まで)の清楚な感じが新鮮で、ロッカー路線の時代よりも断然良いと思いました。

しかし、この映像には欠点がありまして、(プロモフィルムやニュース映像を除けば)生歌の筈なのに、どういう訳かすべての映像にレコードの音を被せてあります。所々でテンポの異なるレコード音と映像を無理矢理合わせるという涙ぐましい編集の跡が見られるんですが、そんな事しなくても生歌で収録すれば良いのに、この辺の理由や狙いは全くもって不明。

まあ、その欠点を差し引いても大変素晴らしい企画であり、VHS販売だけで終わってしまったのは大変残念で、肖像権や版権の問題はあるでしょうが、今こそDVDでの再発を望みたいところです。
できれば、レコード音源で無く生歌で再収録し、かつバラ売りして頂ければ、尚素晴らしいのですが。

又、映像を提供したTBSやスポニチクリエイツに貴重な映像が沢山眠っていることが公になったことも、実に大きな意義があるでしょう。
TV局も商売にならなければ手間のかかる発掘作業などやらないのでしょうが、永遠に陽の目を見ないのでは非常に勿体無いので、本当何とかしてください。


※使用している画像の権利は全て原権利者に帰属します。
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2012/11/18 (Sun) 01:21
桜田淳子 リイシュー・アルバム ガイド (三色すみれ+10)

三色すみれ +10/桜田淳子
brog154.jpg

Viictor Entertainment VICL-62514

発売日/2007年8月22日
オリジナル盤発売日/1974年3月25日

(1) 三色すみれ
(2) 悲しき16才
(3) シング
(4) 三つの約束
(5) ひとりじゃないの
(6) あなたのひとりごと
(7) 幸せのバラ
(8) はじらい
(9) 禁じられた恋
(10) 水色のハンカチ
(11) 危険な遊び
(12) 森を駈ける恋人たち

<ボーナストラック>
(13) 黄色いリボン ・・・6thシングルA面(1974年4月25日発売)
(14) 気になるあいつ ・・・6thシングルB面
(15) あなたに贈る詩 ・・・「ベストコレクション76」(1975年11月20日発売 2枚組)収録曲
(16) うわさのダニエル ・・・同上
(17) 初恋の散歩道 ・・・同上
(18) もうひとりの私 ・・・同上
(19) 17さいの日記 ・・・同上
(20) 思いやり ・・・同上
(21) 三色すみれ(オリジナル・カラオケ)
(22) 黄色いリボン(オリジナル・カラオケ)

---
(1)(21)・・・ 作詞:阿久悠、作曲:中村泰士、編曲:馬飼野俊一
(2)・・・ 作詞:Kosloff Ira、訳詞:音羽たかし、作曲:Reid Irving、編曲:高田弘
(3)・・・ 作詞・曲:Joe Raposo、訳詩:星加ルミ子、編曲:飯吉馨
(4)(6)(8)・・・ 作詞:阿久悠、作曲:中村泰士、編曲:あかのたちお
(5)・・・ 作詞:小谷夏、作曲:森田公一 、編曲:高田弘
(7)・・・ 作詞:Torre Janice、作曲:Spielmann Fred、訳詩:星加ルミ子、編曲:飯吉馨
(9)・・・ 作詞:山上路夫、作曲:三木たかし、編曲:高田弘
(10)(11)・・・ 作詞:たかたかし、作・編曲:高田弘
(12)・・・ 作詞:山上路夫、作曲:筒美京平、編曲:高田弘
(13)(22)・・・ 作詞:阿久悠、作・編曲:森田公一
(14)・・・ 作詞:阿久悠、作・編曲:森田公一、編曲:馬飼野俊一
(15)(18)(19)・・・ 作詞:竜真知子、作・編曲:穂口雄右
(16)・・・ 作詞:小暮ふみお、作・編曲:柳田ヒロ
(17)(20)・・・ 作詞:橋本淳、作・編曲:柳田ヒロ

brog156.jpg

前作から約2ヶ月後の1974年3月25日にリリースされた、桜田淳子通算4枚目のオリジナルアルバム。
デビューからわずか13ヶ月で4作品という大量リリースとなるが、これは同時期に活躍したどのアイドル歌手よりも早いペースだった様だ。

レコード会社の彼女への期待の表れだったのだろうが、こんな短期間でクオリティの高いアルバムを製作する事など無理な話であり、当然ながら曲の製作がおぼつかず、収録曲の半数をカヴァーで埋合わせている。(前作「淳子と花物語」も同様だった)

ライバルと目されたCBSソニーの山口百恵は、3作目から全曲オリジナルで構成したアルバムをリリースするなど、歌手としての成長・格付けに伴ったアルバムクオリティへのこだわりを見せるのに対し、結果論かも知れないが、ビクターは桜田淳子にその逆を進ませてしまった様に思う。個々の曲の出来が云々という話ではないが、デビュー時からスターだった彼女に対し、質よりも量で勝負しようと考えたレコード会社の姿勢が(今更ながら)不満だ。

尚、次作「16才の感情」は大半をナレーションで構成した企画系アルバムであり、「わたしの青い鳥」以来の全曲オリジナルで構成したアルバムは、1975年3月25日発売の「スプーン一杯の幸せ」まで待たなければならなかった。

brog155.jpg

これまで同様、最新ヒットナンバーの(1)からスタート。花シリーズ第2弾と言われた本曲は、前シングルの二番煎じ的ではあるが、優しくも情熱的な旋律が大変に美しく、清純派だった彼女にピッタリの佳曲。

ケーシィ・リンデンが1960年に歌い(原題:Heartaches at sweet sixteen)、日本ではザ・ピ-ナッツが1961年でカヴァーした(2)は、ザ・ピーナッツ版の訳詩をそのまま使用しつつも、アレンジはむしろこちらの方がオリジナルに近い印象。桜田淳子らしい明るくキュートな曲に仕上がっており、後のライブ等で洋楽カヴァーを得意とした彼女の一面を見ることができる。

セサミストリートの挿入歌で、1973年にカーペンターズが大ヒットさせた(3)は、前半はオリジナルの英語詞、後半は日本語訳の歌詞で構成。まるで中学校の歌唱コンクールの様に拙い英語の発音だが、それがまた微笑ましく愛らしく感じるのはファンの贔屓目だろうか。

中村泰士がアルバム用に製作した新曲(4)、(8)は、一転して60年代の女性歌手が歌っていそうなムードの曲。1969年に森山良子が歌った(9)のカヴァーも含め、選曲したスタッフや中村氏の狙いは今一つ判らないが、切なく美しいメロディーと歌詞の(8)は、捨てがたい良曲だ。

アイドル歌謡の傑作である天地真理と麻丘めぐみのカヴァー(5)(12)は、どちらも原曲が持つ魅力(前者は電子ピアノによる美麗なオカズ、後者はビート感満載のギター&ストリングスが格好良いイントロ...etc)にはやっぱり敵わない。敢えて言うならば、(5)の方が桜田淳子の声質やキャラに合っている気がした。

シングル(1)のB面(6)は、明るい調子のサウンドに、多感期の少女らしいヒステリック気味なフレーズが不思議にハマっており、失恋ソングにも拘らず楽しい出来上がり。

(7)はアニタ・ブライアントが1960年に発表したカントリーソングの名曲(原題:Paper Roses)で、70年代にもマリー・オズモンドやレイ・コニフ・シンガーズがカヴァー。この様な通好みの選曲は、洋楽好きにはポイントが高いだろう。

清潔感溢れるメロディーと、木管楽器・ストリングス・ファズギターの音が一体となって響きわたる(10)は、本アルバムの中で最も魅力的なナンバーだ。少々ませ気味な歌詞の(11)も、トーキングモジュレータやジャズぽいピアノがほんのりとしたコケティッシュさを演出しており、大変面白い曲。どちらとも、高田弘氏が作・編曲を担当しており、前アルバムから続く彼のサウンドメイクの素晴らしさを改めて認識した。

--
<ボーナストラック>
(13)は本アルバム発売後の1974年4月にリリースされた6thシングル。重厚なホーンセクション・裏打ちリズム・1人ユニゾン、2番の歌唱に入る前の深呼吸音等、聴き所満載の傑作で、かの長嶋茂雄氏が選手時代に鼻歌を披露したとの言い伝えがある程にサビのフレーズは有名。本曲でのイメージチェンジが成功し、その後の数年間、桜田淳子は夏のポップスクイーンと呼ばれる様になる。

この曲を境に、メイン作曲家が中村泰士から森田公一に交替していく訳だが、この事は桜田淳子楽曲のイメチェンを図るためというより、当時の中村氏の体調不安が主原因だったのだろう。しかし、歌謡曲にも洗練された欧米の70年代ロック・ポップスの影響が顕著になってきた中、GS残党によるポップグループ出身で、天地真理らをトップアイドルに育てた森田氏の登板は、必然だったのかも知れない。

黄色いリボンのB面(14)に続いて、(15)~(20)は「ベストコレクション76」の3面に収録されていた新録曲。
1st,2ndアルバムのボーナストラックに収録された「ベストコレクション75」と同様、2002年にヴィヴィッド社からCDリリース済みなので、別の機会に紹介させて頂くことにする。

brog157.jpg

前作「淳子と花物語」と同じ方向性なのだから、大して変わり映えしない内容と言って良いかも知れないが、全般的にアンサンブルに勢いがあった前作の方が個人的には好みだ。

本作の場合、古風な曲や予定調和な曲で固められた印象で、新境地にチャレンジさせようとしない製作側の保守的姿勢が少々もどかしく感じる。
 
個々の楽曲にフォーカスすれば、好きな曲も多いのだが、中学を卒業したばかりの桜田淳子には、もう少し元気なイメージのアルバムの方が似合っていたに違いない。

余談ではあるが、本アルバムからジャケットがシングルタイプに変更されており、恒例だった付属のポスターも無くなっている。短期間で好きなアイドルのアルバムを入手できる反面、コストパフォーマンスの下がった商品を手にした当時のファンはどの様な心境だったのだろうか。

Preference Ranking ★★★★★☆☆☆☆☆

※上記ランクはアルバム完成度の"評価"では無く、私がどれだけ気に入っているかを示しています。
 又、オリジナル盤に収録された曲のみを対象としており、ボーナストラックの内容は考慮していません。


2012/11/10 (Sat) 20:42
リンリン・ランラン・淳子

わたしはおませーな♪インディアン人形~♪と言うフレーズが有名な「恋のインディアン人形」を歌ったリンリン・ランラン。
Wikipediaによると彼女達は元々香港で活動していた姉妹グループで、実はインディアンの血は全く混じっていないそうですが(アメリカ人と中国人のハーフ)、私は割と最近までインディアン系の子だと本気で思っていました。
当時のプロフィールがどうなっていたのかは知りませんが、子供の頃に刷り込まれたイメージというのは本当に恐ろしいもので、40年近くもまんまと騙されて続けてしまった事になります(笑)

で、何故突然リンリン・ランランかと申しますと、sjghdさんのブログ(桜田淳子 グッドバイハッピーデイズ)の2012/11/19の記事で紹介された、芸能界を引退し渡米するリンリン・ランランと淳子ちゃんのミニ対談(1977年)を読んで、思わず目頭が熱くなってしまったからなんですが(笑)、ちょっと珍しい動画と記事も見つけたので、この機に紹介しておきたいと思った次第です。

リンリン・ランランは、1976年頃?には活動の中心を香港に戻し、淳子ちゃんらビクター所属アイドルの曲を広東語でカバーしたりしていたそうです。

※上記は1978年のカバーみたいですね。他にも「天使のくちびる」「十七の夏」「あなたのすべて」「知ってるくせに」等をカバーした様ですが...1977年に引退してアメリカ行ったんじゃなかったのか?

淳子ちゃんや百恵さんとも仲が良かった様で、英語らしきものを教えて貰っているシーンが「スター誕生! CD&DVD-BOX」に収められています。
brog151.jpg

下記は、小学館の学年誌「小学x年生」お正月号に掲載された淳子ちゃんとリンリン・ランランの対談。
お正月はちと早いですが(笑)、如何でしょうか?
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尚、「おねえさんの様にやさしい淳子ちゃん」と書かれてますが、リンリン・ランランは1959年1月生まれなので、日本ならば、三人とも同じ(当時)高校一年生ですね。


PS.
2012/10/6の記事 「桜田淳子映画ロケ地ガイド (スプーン一杯の幸せ) 後編」に、小料理「梅村」こと「伊豆栄 本店」の昔の写真をリンクしました。


※使用している画像の権利は全て原権利者に帰属します。

2012/11/06 (Tue) 01:16
書籍紹介(アイドル映画30年史)

カルトムービー批評に定評のある洋泉社の映画秘宝シリーズに「アイドル映画30年史」という本があります。
私の場合、映画秘宝シリーズは月刊化以前のムックで発売されていた頃(90年代)にハマっていまして、おそらく全冊保有していますが、月刊化を機に購入は止め、その後はほとんど読んでいません。

しかし、今回紹介する「アイドル映画30年史」は、月刊化以降の2003年に発売された別冊で(結局はムックなんですが.....何のこっちゃ)、テーマにそそられたんでしょうか、ちゃっかり購入しておりまして、先日の桜田淳子「遺書 白い少女」放映決定の報を受け、同世代なら誰もが一度は洗礼を受けたであろう、どこか気恥ずかしくて甘酸っぱいアイドル映画の歴史を辿りたくなり、内容を完全に忘れていたこの本を久しぶりに読み返してみました。

やや古い本ではありますが、再び内容を忘れない内に、記事にしておきたいと思います。

尚、映画秘宝ですから、どの作品もアイドルも(一部を除き)余り褒めていません。
特に、我が淳子ちゃんに関しては、思わずムッとくる様な扱いをされている箇所がありますし、淳子記事だけを目当てに購読することは全くオススメしませんので、宜しくどうぞ。

本の内容を大きく分けると、
①アイドル映画誕生以前
②花のトリオを中心とした70年代
③角川映画を中心とした80年代
④90年代以降
に分かれておりまして、私的に興味のあるのは、もちろん①~②ですが、実は80年代初頭、角川映画に一時嵌っていたことがありまして、何やら怪しげな思い出もあるのでした。

■アイドル映画誕生以前

何故か、タイトル写真が「スター誕生」で百恵引退時に集まった三人娘の歌唱シーンが使われております。
この写真、淳子ちゃんだけ写りが大変悪いが、後述のとりみき氏の発言に引っ掛けてチョイスした写真の様な気がして、少々気分悪し。
本文では、黛ジュンさんから天地真理さんまでの青春歌謡映画について、6ページの記事が組まれており、とりわけ歌謡映画とアイドル映画の違いについてきちんと説明がされており、大変興味深く読めます。

■アイドル映画1970~1979

山口百恵さん関連で5コーナー約20ページの記事。映画秘宝でも百恵賛美?と思ったけれども、読んでみると結構面白い。
「山口百恵映画への遥かなる道」という記事は、百恵さん映画というよりも、アイドル映画の定義と歴史を詳しく理解できる内容であるし、「百恵映画は壮大な恋愛実況中継だった」という記事は、百恵人気とは何だったのかを、自分がリアルタイムに感じていた事と同じ見解が示されており、なかなか共感できる内容。

※下記写真と当書籍は何の関係もございません
brog148.jpg

当ブログ的に注目の、漫画家とりみき氏の寄稿「懐かし恥ずかし桜田淳子映画全史」は、4ページの記事。
原田知世ファンで有名らしいとりみき氏は、学生の頃はかなりの淳子ファンだった様ですが、記事中「今では痛い過去」とか「彼女は当時から危うい雰囲気だった」とか言っており、桜田淳子というキャラをデフォルメした後付けの解釈にイラッとさせられる。
主演映画5本についても余り褒めてはいませんが、作品批評としては一応的を得ている感じ。作品的に最も出来が良いのは「若い人」で、アイドル映画としてのベストは平凡なストーリーの「スプーン一杯の幸せ」という意見はおそらく正しい。
「スプーン~」は5回も鑑賞し、上野の映画ロケ地巡りもしたとの事だが、そこは共感するポイントです(笑)

その他、「花の中3トリオ+1」というタイトルで森昌子さん(「どんぐりっ子」)、石川さゆりさん。他にも秋吉久美子さん(アイドルか?)、みうらじゅん氏による栗田ひろみ賛歌、早乙女愛さん(「愛と誠」)、大場久美子さん(「HOUSE」)らが特集記事として、また浅田美代子さん(「しあわせの一番星」)、片平なぎささん(「瞳の中の訪問者」)、五十嵐じゅんさん、木之内みどりさん(彼女のルックスが水原勇気のイメージに近いというだけで映画を企画したとしか思えない「野球狂の詩」)も各々1ページ程度に紹介されている。

※下記写真と当書籍は何の関係もございません
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個人的には、企画物アイドル映画(東映まんがまつり、東宝チャンピオンまつりに組み込まれたプロモーション映画、ビートルズのヤア!ヤア!ヤア!系映画、ピンク・レディーのザッピング風ムービー等)の記事が面白く、一気に紹介されると何故か鑑賞したくなってくるから不思議なものです。

※下記写真と当書籍は何の関係もございません
brog146.jpg

■アイドル映画1980~1989

角川3人娘に関する記事が大半で、中でも原田知世さん+時をかける少女で15ページも。アイドル映画の金字塔と紹介されている。
知世ファンのとりみき氏が淳子ファンをカミングアウトしたならば、淳子ファンの私は、80年代初頭は知世ファンだったことをカミングアウトしておきますが(笑)、いや確かに「時をかける少女」は、大林監督による手作り感満載な映像と、ノスタルジックな尾道の街並みに知世ちゃんの可憐さがハマった良い映画だと思います。
かっての「伊豆の踊り子」みたく、今やアイドルの登竜門的なタイトルになっているのも事実。しかし同じ大林監督の「転校生」と比較されたりして、当時はそれほど高い評価では無かったような記憶がありますが如何でしょうか。
後、相手役である高柳良一氏の寄稿が面白かったかな。

※下記写真と当書籍は何の関係もございません
brog147.jpg

約5ぺージにわたる薬師丸ひろ子さん関連記事では、かって友人の付き添いで「Wの悲劇」の公開ロケ(&エキストラ)で調布グリーンホールくんだりまで足を運んだ事を思い出した(笑)。
この作品、自分が映っているかどうかを確認するためだけに映画館で鑑賞しましたが、結局のところ良く判らず、肝心のストーリーは全く覚えてないという始末。薬師丸さんには余り興味が無かったんでしょうかね。

その他、角川映画の歴史についても少々。
ここまでで、全ページの半数強が割かれております。

以降、他の80年代~90年代アイドルの映画についてあれこれ書かれていますが、ほとんど興味が無いので読んでおりません。中途半端でゴメンナサイ。

尚、淳子ちゃんが(少しだけ)語られる他の映画秘宝シリーズに「夕焼けTV番長」というムックがありますが、この本が大変面白いので、いずれ別の機会に紹介させて頂きたいと思います。

アイドル映画30年史 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)アイドル映画30年史 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
(2003/10)
不明

商品詳細を見る



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2012/11/01 (Thu) 03:31
桜田淳子TV出演速報 「遺書 白い少女」

夜中なのに、テンション上がった(笑)

12月に、衛星劇場の"プレイバックシアター ~映画に恋して~"という枠の中で、ファン待望の桜田淳子主演映画が放送されます。

遺書 白い少女・・・ 放映日:12/10、12/13、12/22、12/26

スカパープレミアムなら、もちろんHD画質。衛星劇場は契約中だし、いやー、これは楽しみですねえ。
1作だけですが、9/1の記事で書いた希望がこんなに早く実現するとは。

衛星劇場さん素晴らしいです。他の主演映画も引き続きお願いします、ぜひぜひ。

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